インフルエンザと解熱剤・・・インフルエンザ脳症について

インフルエンザと解熱剤について、
そしてインフルエンザ脳症について
簡単に触れておきます。

さきほどのタミフルと異常行動のところ、
タミフルで異常行動を起こすのは小児、ティーンエイジャーまでです。

一方、小児のインフルエンザでは
インフルエンザ脳症というものも問題となっています。

インフルエンザ脳症はティーンエイジャーというよりは
主に小学校低学年以下の幼小児ですね。

インフルエンザ発症初期に高熱が出て、
それにひき続いて劇症の脳炎が起こるものです。
起こってしまえば高率で致死的であるのと、
解熱剤で無理に熱を下げるのがよくないのではないのかと言われていました。

そして本体はインフルエンザと言うよりは、
身体が過剰に反応するサイトカイン脳症ではないのか、
そのようなことも言われていました。

10年ほど前からすごく問題になっていましたが、
どういう人が、どういうインフルエンザで発症するのか
しばらくの間はなぞでした。いや、今もなぞです。

でも、いくつか解決の糸口が見えつつある、かもしれません。

ひとつは遺伝子多型の検索で、ある遺伝子の特徴を持つ人が
脳症を起こしやすいことがわかってきました。

そしてもうひとつは、NSAIDsと呼ばれる解熱剤の一部、
ボルタレンなどが発症のきっかけとなる可能性が高いことがわかりました。

さらに、インフルエンザB型が実は発症に深く関わることも
可能性として提示されています。

これらのことから適切な抗ウイルス薬の使用と、
安全な解熱剤治療で、発症予防に努めながら
遺伝子レベルの研究が進むのを待つ。
現段階ではこれが最善の策ということになります。

ここでも、速やかな診断と抗ウイルス薬の投与。
以下に速やかに受診するかが鍵になります。

でも、間に合わないときには熱を下げたいですよね。
そういうときにはどうすればいいのでしょうか?

具体的には、解熱剤に関して言えば
小児ではインフルエンザでの解熱剤の使用は、
アセトアミノフェン以外は危険とされていますので、
これ以外は使わないで下さい。

小児用バファリンがそれです。

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