インフルエンザの治療薬

インフルエンザの治療薬として、今では特効薬があります。
どんな治療薬があるのでしょうか?

(タミフルで異常行動が出た例が報道されたが、大丈夫?)

インフルエンザに対する治療薬としては、

三種類の抗インフルエンザウイルス薬
(リン酸オセルタミビル=タミフル、
 ザナミビル水和物=リレンザ、
 塩酸アマンタジン=シンメトリル)
があります。

ただし、その効果はインフルエンザの症状が
出はじめてからの時間や病状により異なります。

したがってかかった人の誰もが恩恵にあずかれるわけではありません。
使用する・しない は医師の判断になります。

ウイルス疾患と言うものは長い間、攻略できない難敵でした。
ヘルペス疾患治療薬であるガンシクロビルの発見のあと、

HIV(エイズウイルス)の大流行まで、
人類は有効な抗ウイルス薬を開発できずにいたのです。

ところがHIVの克服のために世界中で大金が投じられ、
最近になってHIVはかなりコントロール可能な疾患になりました。

インフルエンザに関しても三種類の特効薬が見つかったのですが、
面白いのはその中の「アマンタジン」などは
別の病気の治療で古くから使われていた薬だったことです。

漢方薬の中にもまだまだいろんな可能性の薬が残っていると思われます。

・・・脱線しましたね(笑)。

インフルエンザの話に戻りましょう。

抗インフルエンザウイルス薬を適切な時期、
発熱=発症から48時間以内に服用を始めると、
高熱期間が1〜2日短縮され、ウイルス排泄量も減少します。

抗インフルエンザウイルス薬の効果が認められれば、
12〜24時間以内に解熱します。

これは経験された方も多いと思いますが、本当に劇的なのです。
こういう薬が開発されて、本当に良かったなと思います。

しかし、このときに注意すべきことがあります。
これは、内服を中止すると再発しやすいので、
薬の内服はぜひ続けてほしいということです。


体調が元に戻るには一週間はかかります。

タミフル(A、B型両方に効果)、
リレンザ(吸入薬でA,B型両方に効果)、
シンメトリル(A型に効果)は

5日間、朝夕2回服用、または吸入します。
この服用期間は症状の有無に関わらず、守ってください。
抑え込んでいるだけで、まだ治っていないのですから。


この服用期間を守ること、あなたの身体のためだけでなく、
みんなのためにも大切です。
中途半端な服用でウイルスを中途半端に抑えていると、
耐性ウイルスの出現を促しかねません。

インフルエンザウイルスが薬剤耐性変異を起こさない為にも
きちんと決められた量と日数を守る事が必要です。


なお、医療機関に行けば症状を見て、
抗ウイルス剤だけでなく、解熱剤や抗生剤も出されるかもしれません。

解熱剤は症状を抑えるからともかく、
抗生剤はなぜ?そう思われるかもしれませんが、

抗生剤はインフルエンザウイルスには効きませんが、
高齢者や体の弱っている方には、
肺炎、気管支炎などの合併症を防ぐために抗菌薬が使用されます。

また、のどをひどく傷めている場合にも
そこからの二次感染を防ぐために処方されます。

医療機関から出された薬は、自己判断で服用を中止することは
絶対にやめてください。
どうしてもやめたければ、電話で尋ねるなり、確認をお願いします。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。