インフルエンザがようやく?流行し始めましたね。
(2007年2月上旬に書いています。)
それにしても今年(2006年から2007年にかけての冬)はインフルエンザが流行りませんでした。
毎年年末くらいからインフルエンザが猛威をふるって学級閉鎖相次ぐなどの大騒ぎになるのですが、
2006年12月中はノロウイルスの話は聞いてもインフルエンザが見つかった話はとんと聞きませんでした。
1月中旬ごろから代わりに話題になり始めたのが鳥インフルエンザのニワトリへの感染です。
そのまんま東氏が知事に当選した宮崎県に続いて岡山県でも養鶏場で鳥インフルエンザが確認されました。
このインフルエンザは今のところ人間にはほぼ感染しませんし、
感染しても鳥から人への感染であり、人から人への感染は確認はされていないことから、
パニックになるような事態にはなっていませんが、
医療関係者の間ではひそかに来るべき事態への対策が検討されています。
Natureという科学雑誌があります。
この2005年5月26日号の中に、もしも鳥インフルエンザの人への感染変異株が
世界的に流行したらどうなるかという考察があります。
流行を覚えている人はもはやほとんどいない1918年のインフルエンザの世界的流行では
4000万人から5000万人が命を落としたと推測されています。
現在、もしもこの鳥インフルエンザが世界的に流行した場合、
感染者は全人口の25%、17億人ほどに上ると考えられ、
これまでの経緯からすると、タミフルなどの特効薬を使わなければ
8500万人から1億7000万人程度が鳥インフルエンザで命を落とす可能性があります。
鳥インフルエンザに有効なワクチンはまだ、ありません。
有効性の確実なタミフルの備蓄はまだ予想される感染者数のごく一部にしかなりませんし、
医療関係者や学校などの公共施設従事者への予防的投与まで考えるとまったく足りないのです。
と、ここでおそろしいことばかりを書いていてもしょうがないのですが、
今年は静かに鳴りを潜めているインフルエンザですが
恐ろしい病気であることには違いがありません。
ここではインフルエンザに関していくつかの知識をまとめてみましたので
この病気について知りたいときの参考にしていただければ嬉しいです。
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